igahateのブログ

様々なことを書いていきたいと思います。

【ミスチル札幌公演2017】Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 北海道・札幌ドーム公演

公演名:『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』

公演日:2017年6月17日土曜日

公演場所:札幌ドーム

開演時間:17時00分頃

終演時間:20時45分頃

2017.6.30→【ミスチル東京ドーム2017】Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 東京ドーム公演の感想【Day2】 - igahateのブログ

はじめに

・この記事には2017年6月17日に開催された『Mr,Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』北海道・札幌ドーム公演のネタバレが多く含まれております。 

・そしてこの記事は非常に長いです。時間の余裕がない人は読む事をオススメしません。

・さらに写真も数枚あります。通信制限がピンチな人にもオススメできません。

・また、終盤には飯テロもございます。ご注意ください。

・「ここちょっとおかしいんじゃね?」という場所がありましたらご指摘頂けると嬉しいです。

 

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↑今回のツアートラック。『TOUR 2015 REFLECTION』『Stadium Tour 2015 未完』の時は時間がなくて撮れなかったので心残りであった。

 

このときを待っていた!

Mr.ChildrenのLIVEに参戦するのは2015年9月6日に開催された『Stadium Tour 2015 未完』以来、1年9ヶ月と1週間ぶり!

 

5月13日、あの  「あにゅパ!!」 が開催された日の午前10時から今回のドーム公演の一般チケットが発売されていた。しかし、Mr.Childrenの一般券が自分如きに取れる訳がないと最初から諦めていた。

そして『あにゅパ!!』のグッズを購入し、開場時間まで近くのマクドナルドで昼食も兼ねて時間をつぶそうと思うがてら本ツアーの特設サイトを見ていたら、信じられない事に札幌ドーム公演のチケットが余っていた!!

札幌だろうとこれは行くっきゃない!!と思い、すぐエントリーした。

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 ↑ 今回の自分のチケット。

 

もう行けると決まった日からワクワクしていた。

北海道へはいつか旅行で行きたいなぁとは思っていたが、まさかこのような形で実現するとは想像さえもしていなかった。

 

昨年と今年に開催された2大ホールツアーは全て落選したので悔しくて悔しくて。

 

 それにしても、まさか札幌ドームのチケットが、というよりMr.ChildrenのLIVEで一般発売のチケットが取れるとは夢にも思っていなかった。

いつも転売ヤーの格好の餌食になっているので。

 転売ヤーから、というより定価以上の値段で売られているチケットは、たとえMr.Childrenのファイナルライブだろうと絶対に買わない。

転売ヤーにくれてやる金など一銭もございません。

 

グッズ販売が11時から始まると公式サイトに書いてあったので9時ごろに行ったらもう既に何十人か並んでいた。

 

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↑ ツアートラックとミスチル君とニワトリに乗ったMr.Childrenの4人。

2012年の彼らのキービジュアルでは桜井氏が卵を持っている。ネットではそれが孵化して成長したニワトリではないか、という憶測が飛び交っている。

 

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↑ 親切な女性の方に撮って頂いた。その節はありがとうございました。

余談だが、この日のちょうど一週間前に床屋に行ったのを最後に床屋に行けていない。床屋へは長くても二か月に一度の頻度で行っていたが故に、このブログを書いている自分の髪の毛は未だかつてないほど伸びている。早く床屋に行ってすっきりしたい一方で北海道、宮城、大阪、広島、熊本へ共に旅をした髪の毛とおさらばするのは寂しい気もする。

 

 

 

Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25

 

2017.6.17 北海道 札幌ドーム

 

Mr.Children are

Vocal & Guitar: 桜井和寿

Guitar: 田原健一

Bass:中川敬輔

Drums & Vocal: 鈴木英哉

 

Keybords&Chorus: SUNNY

Sax & Flute: 山本 拓夫

Trumpet & Trombone: icchie

Accordion: 小春〈チャラン・ポ・ランタン

 

以上8名 「Mr.Childrenヒカリノアトリエで虹の絵を描く」

 

Trumpet: 西村 浩二

Cello: 四家 卯大

Violin: 沖 祥子

 

01.<OPENING>

02.CENTER OF UNIVERSE

03.箒星

04.シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~

05.youthful days

06.<MC>

07.GIFT

08.君が好き

09. <MC>

10.ヒカリノアトリエ

11.<MC>

12.CROSS ROAD

13.innocent world

14.Tomorrow never knows

15.車の中でかくれてキスをしよう

16.<SE>

17.思春期の夏~君との恋が今も牧場に~

18.抱きしめたい

19.Any

20.名もなき詩

21.<MC>

22.1999 年、夏、沖縄

23.こんな風にひどく蒸し暑い日

24.ランニングハイ

25.掌

26.ニシエヒガシエ

27.<MC>

28.himawari

29.足音 ~Be Strong

30.Printing~Dance Dance Dance

31.跳べ

32.Marshmallow day

33.エソラ

34.<ENCORE>

35.overture〜蘇生

36.fanfare

37.終わりなき旅

38.<END ROLL>

 

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↑ 会場に入ってすぐ見える景色。やっぱり札幌ドームは広い!

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↑ 広告の多さに驚く。東京で生まれ育ったが生まれて初めて入ったドーム球場は札幌ドームだという人はそうそういないと思う(笑)。
 

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 ↑ 今回の座席。アリーナの後ろから5列ほどの席だった。

 

 

感想

 ※MC等は録音していたわけではないので、一言一句全て正しいとは限りません。

そういった趣旨の発言をしていたという風に解釈して下さい。

ちなみに公演中の写真、動画撮影および録音は禁止です。Instagram等に投稿している馬鹿共がいますが映画泥棒ならぬLIVE泥棒になりますので絶対にやめましょう。

なお、投稿してしまった人は即座に削除しましょう。ファンのみならずMr.Childrenの評価に関わります。

 

 

<OPENING>

OPENINGはメドレー形式で楽曲の一部分が『innocent world』~『Tomorrow never knows』~『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』~『Over』~『Dive』~『光の射す方へ』~『ヒカリノアトリエ』の順でSax、Trumpet、Accordion、Violin、Celloによって奏でられていく。

四家卯大さんと沖祥子さんが弾く『Dive』は本当に感動した。

 

2. CENTER OF UNIVERSE

この曲が初っ端から来るLIVEをどれだけ想像したことか!

原曲とは異なり、ドラムスやエレキが序盤からいい意味で目立っていてめちゃくちゃ格好いい!

何度聴いても

「誰かが予測しとくべきだった展開」からの盛り上がり方がたまらない! 

 

これぞLIVEの1曲目に相応しい!

 

3. 箒星

『TOUR POPSAURUS 2012』に続いて2曲目にきた。

2000年代後半のMr.Childrenを象徴する楽曲だと思う。

明るい曲調に反して歌詞に出てくる主人公は「寝れない日が続いて かすれた僕の声が はしゃいでる君の気持ちを曇らせた」「「別にそれほど疲れてやしない」なるたけ優しい言葉 慌てて探してみる」と必ずしも順風満帆というわけではない。

アルバム『深海』『Q』が好きなファンはこの頃の作品は明る過ぎる、軽すぎるとして好まない傾向にあるが、少なくとも歌詞はそうでもないと思う。

 

4. シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~

これも生で聴きたかった曲!

人気曲でありながらLIVEで演奏された事はほとんどない。メンバーがあまり好きではないのだろうか。

大サビに入った瞬間、長いテープが大量に放出される!

自分はアリーナの後ろの方だったので流石に取る事はできなかったが。

 

5. youthful days

桜井さんがアコギを弾いている!

ほぼ原曲そのままで披露してくれるとは。

個人的に桜井氏はエレキよりアコギが似合うと思う。

この曲に限らず、原曲にアコギがある曲はLIVEでも弾いてもらいたい。

 

6.<MC>

桜井さんが「出し惜しみせずに思い切りやりたいと思います。今回LIVEをやる上でどうしても外せない曲がある」と言い、披露してくれたのが、

 

7. GIFT

この曲は9年前、自分が北京五輪を観ている時にかかっていたのがきっかけで親からMr.Childrenの存在を聞かされ、そして興味を持った、まさに運命の1曲である。

それを差し引いても名曲だなと思う。

2番の歌詞が特に好き。

 

果てしない旅路の果てに 『選ばれる者』とは誰?

たとえ僕じゃなくたって それでもまだ走っていく 走っていくよ

降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって

その全てが意味を持って 互いを讃えているのなら

もう どんな場所にいても 光を感じれるよ

 

......もう字面だけ読んでいても感動してしまう。

その曲が彼らにとってそんなに大事な位置づけにあるとは...感激のあまり泣いてしまいそうだ。

 

8. 君が好き

この曲が収録されているアルバム『IT`S A WONDERFUL WORLD』。そのタイトルには彼らの作品だからもちろん皮肉も込められているのだが、『君が好き』は正しい意味でこのアルバムを象徴する楽曲のひとつになっている。

『STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-』にて披露された際、ちょうど降ってきた雨にあわせて「月も濁る東京の夜だ」という歌詞を「雨に濡れる大阪の夜だ」と歌った。

今回はそういったアレンジはなかった。

野外ステージではなくドーム内だったからなかったのかもしれない。

 

9.<MC>

ここでMr.Childrenの4人と山本さん、icchieさん、小春さんがセンターステージへ。

ステージのセッティング中、鈴木さんが喋り始めますがすぐさま桜井さんがマイクを取り上げ「JEN(鈴木さんの愛称)にあと1分喋らせたら絶対下ネタに走るから」と言っていたので会場から笑いが(笑)。

 

デビュー25周年を迎えるにあたり、やり残したことがないか考えてみたら、ホールツアーをやっていなかったので去年と今年でやったと言っていた。

言われてみれば確かに、『Atomic Heart』の頃からライブ会場は横浜アリーナ日本武道館西武球場と大きい所ばかりでライブをしていたなぁ。当時自分はまだ生まれてすらいないけれど。

余談だが自分が生まれたのはシングル『ニシエヒガシエ』発売から約二週間後の事。

 

話を戻そう。そのホールツアーを共に回ったiccheさん、山本拓夫さん、Sunnyさん、小春さんとの8人でレコーディングしたのが『ヒカリノアトリエ』なのだそう。

この8人はMr.Children「&」というのちょっと嫌だから「Mr.Childrenヒカリノアトリエで虹の画を描く」という名前を付けたという。

 

10. ヒカリノアトリエ

この曲はポケットの中に入ったガムや飴玉のように持ち運べる小さな希望のうたという風に言っていたのが印象に残った。

 原曲から半キー下げての披露。でも、Mr.Childrenの楽曲はキーを下げたらより良い曲に聴こえる曲の方が多い気がする。

小春さんのコーラスも良い感じ。

今思えばこの曲が主題歌となったドラマである『べっぴんさん』をきちんと見ておくべきだった。

 

 11.<MC>

1993年頃は売れたくて売れたくて仕方がなかったらしく、頼まれもしないのにドラマ主題歌に起用されるような曲ばかり作っていたという。『CROSS ROAD』もその中の1曲だったそうだ。

 

12. CROSS ROAD

この曲は、『innocent world』もだがアルバム『Atomic Heart』に収録されているので、とても思い出深い曲である。

『Atomic Heart』は初めて父親に買ってもらったアルバムでもある。『クラスメイト』『ジェラシー』『Asia』はいつか生で聴いてみたい。

 

13. innocent world

イントロのピアノソロがかっこよすぎた。

2年前の『Stadium Tour 2015 未完』と同じく半キー下げての披露であった。ファンには不評のようだが、個人的にはこれはこれで悪くないと思う。

カラオケだとその方が楽だし

イントロで銀テープが飛んだがアリーナ後方だったので(以下略)

因みになぜ『Atomic Heart』を初めて買ってもらったのかというと、父親曰く『innocent world』が入っていたから。当時はどこに行っても流れていたそうだ。

 

14. Tomorrow never knows

 山本氏のsaxophoneがとても格好いい!

生演奏はやはり良い。

そして大サビでスクリーンにどこかの国の赤い大陸が映し出される。凄まじい迫力であった。

 

15. 車の中でかくれてキスをしよう

桜井さんが「ヒット曲が続いた「お口直し」としてデビュー前からやっている曲を」と一人で弾き語る。間奏のシャウトが切なくドームに響き渡る。まさかこの曲を聴けるとは思わなかったのでびっくり。しかもこんなアニバーサリーライブで。Mr.Childrenらしいといえばらしいが(笑)

 

16.<SE>

次は暗転して

『DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY

『Tour 2011 SENSE』

『STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-』

『Tour POPSAURUS 2012』

の『365日』、

及び

『TOUR 2015 REFLECTION』

『Stadium Tour 2015 未完』

の『進化論』のようなムービーが流れる。

 

といっても、上の2曲のような真面目な内容かと思いきやそんな事はなかった(笑)。

途中までは恋愛に関する真面目な内容ではあったが、突如場面が切り替わりパーマをかけた外国人のおじさんが現れ、「はぁ~い!みなさ~〜ん!こ~〜んにちはぁ〜〜〜!」とハイテンションな吹き替えと共に謎の通販番組が始まる(笑)。

雰囲気としてはアルバム『深海』に収録されている『臨時ニュース』のノリで、違う所はチャンネルの切り替わりが遅い点、且つ内容がすべて「恋」に関する事であるのが違う点...と書けば伝わる..か?(たぶん伝わっていない)

 

終盤、「それが、思春期です」\ンモ〜〜〜〜〜〜〜〜ゥ/(←牛の鳴き声)

と次の瞬間、スクリーンにどアップで映し出されたのは前述の通販番組で販売していた「もみあげアフロリーゼント(で合っているのかな?)」をちゃっかりポチっていたJEN!(笑)

まさか、まさか...!

 

17. 思春期の夏~君との恋が今も牧場に~

えッ、ちょッ、ええ!?(←語彙力を失う)

最初は戸惑ったが、なるほど、桜井氏が弾き語りをやったのはこのためだったのかと勝手に解釈して勝手に納得した(笑)。

 

25年も前の曲で、しかもJEN氏はMr.Childrenがブレイクした後は一曲も歌っていないので、一部のファンの間では黒歴史扱いされていたが、それをあっさり披露するとは(笑)。

 

ちょうど20年前の『REGRESS OR PROGRESS』のツアーファイナル・東京ドーム公演を最後に活動を休止したMr.Childrenに対して解散するのでは?という憶測が飛び交っていたのを桜井氏が「解散するのは才能がないか、仲が悪いか、解散することしか話題がないバンドだけ」と笑い飛ばしていたのを思い出す。(詳しくは『Mr.Children 1996-2000』を参照。)

 

沖氏もちゃっかりviolinを弾いていて笑った。そんな壮大な曲だったっけこれ?(笑)

個人的に沖氏のviolinといえば『僕らの音』でのソロが印象に残っている。今回の『Dive』でもすごく感動したが、今回のツアーで『僕らの音』もやってほしかった。

 

18. 抱きしめたい

次は急に静まり返り、この曲が披露される。

鈴木氏もいつの間にかアフロリーゼントを取っている(笑)。

まさか『KIND OF LOVE』の曲が3曲連続で来るとは思わなかったので驚く。

あまり話題にならないが2番からのドラムが個人的にお気に入りである。

 

19. Any

きたあああああああ!

人気曲でありながら披露される機会が少ない楽曲。

自分も好きなシングルランキングは?と聴かれたらベスト10には間違いなく入るだろう。

2番のサビの終盤、「それもまた僕にとって真実」の直後の盛り上がり方はMr.Childrenの楽曲の中でも屈指の完成度だと思う。

 

20. 名もなき詩

アリーナクラス以上のLIVEツアーでは意外にも『Tour 2011 SENSE』以来6年ぶりの披露。

無論、自分が生で聴くのは生まれて初めてのことである。

まぁ今まで参加したLIVEが『TOUR 2015 REFLECTION』『Stadium Tour 2015 未完』のみなので当然だが。

 

21.<MC>

たて続けにシングル曲をやりましたが、次に披露する曲は、旅の歌です

出会いの歌でもあり、別れの歌でもあります

 

と言って披露されたのが...

 

 

22. 1999年、夏、沖縄

『Tour POPSAURUS2012』でもやったので今回も来るかなと思ったらやってくれた。

感動したのが後半のこの部分。

 

そして99年夏の沖縄で

取りあえず僕らの旅もまた終わり

愛する人たちと 愛してくれた人たちと

世界一の酒を飲み交わしたのです

 

ここが、次のようなMCに代わっていた。

 

そして2千、17年、6月、17日、札幌ドーム、楽しんでますか?

 

デビューしてから、早いもので、25年が経ちました

 

デビューした時は、まさかこんな日が来るとは、思ってもみませんでした

 

僕たちと同世代の人たちは知っていると思いますけど、ノストラダムスの大予言というものがありまして、それは1999年に人類が滅亡するというまことしやかな予言でした。でも僕は、好きな音楽、やりたい音楽をやりながら死にゆけるのであれば、それはそれでラッキーだなとも思っていました。

 

ところが1999年になっても、2000年になっても、2001年になっても世界は滅びず、気が付けば2002年になっていました。

 

その年は僕らのデビューから10年の年でもありました。

その時、10周年を迎えていかがですか?といろんな人から聞かれましたが、まだ若かった僕らは素直じゃなくて、今僕らの音楽に耳を傾けてくれている人たちも時が経てばどこかへ行ってしまう、デビュー10周年というのだって事務所やレコード会社が話題作りのために言っているだけだ、そして今日がどんな日であろうと今日という日は二度と戻ってこない、だから毎日一生懸命音を鳴らしていくだけだ、と答えていました。

 

しかしそこからの15年は本当にあっという間で、気が付けば2017年になっていました。

そして、僕らは果たしていつまでこうして音楽をやっていけるのだろう、と考える機会も増えました。

僕らと同年代の同業者、友人たちが、病気になったり亡くなったりしていく中で、いつまでこうして元気にステージに立ってやっていけるのだろう、と。

なので、10周年とはまた違う意味で、一音一音をかみしめながら毎日を過ごしていこうと考えています。

そして、いつかはどこかへ行ってしまうと思っていた僕らのファンが、未だこんなにいっぱい、いる事を、本当に、嬉しく思います。

今日は本当にどうもありがとう。

(以上)

 

感無量である。

気のせいか、桜井氏が少し涙ぐんでいるようにも見えた。

でも「事務所やレコード会社が話題作りのために〜」というフレーズが出てきて驚いた。

 

 

 

23. こんな風にひどく蒸し暑い日

さっきのしんみりしたムードは何処へやら。

歪んだイントロが流れ出し、何だ何だ?と思ったら

「物凄く卑猥な曲をやりたいと思います!何故こんな曲を書いてしまったのか、自分でもよく分かりません!ですが、この曲を書いたのは、ちょうど今日みたいな、ひどく蒸し暑い日だったのは覚えています!」

と、このようなMCが歌い出す直前にあったのでまさか....と思えば、

 

エビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ 

きっと素敵な事も沢山あるでしょう

でもこんな風にひどく蒸し暑い日は

思い出してしまうんだ

 

うおおおおおお!マジか!

ちょうど10年前の『B-SIDE』で披露したいと散々言っていたのだが去年と今年のホールツアーですら披露されていなかったみたいだ。

リリースより13年!この曲は個人的に好きな曲なので嬉しい!

しかも今回は西村さんらホーンセクションもいるので間奏がめちゃくちゃ格好いい!

 

そしてバックの映像には白いオタマジャクシ(察して下さい)がスピーカーの周りを何個も泳いでいた(笑)。

 

大サビの「有楽町で 今夜ホステスさんと遊ぶよ」の「有楽町」が「すすきの」に変わっていた。

 

すすきのとは、札幌ドームの最寄り駅で札幌市営地下鉄東豊線の始発駅でもある福住駅から5駅乗った先にある豊水すすきの駅を降りるとある繁華街である。

自分はすすきののカプセルホテルに泊まっていたのだが、確かに水商売系のお店が沢山あったなぁ(笑)。

 

 

24. ランニングハイ

おお!

今年発売されたシングル『ヒカリノアトリエ』にも去年のホールツアーでのテイクが収録されていたので、もしかしたらやるかも、と思っていたけれど、ここまで盛り上がるものなのか!

 

25. 掌

うおお!『シフクノオト』からの曲きた!

以前のライブと同じくライブバージョンである。

Sunnyさんが歌っていて驚いたが、後に購入した『TOUR 2004 シフクノオト』でもやっていたので、実に13年ぶりの掛け合いである。

JENにやらせても良かったのでは?と今回は特に思った。

 

26. ニシエヒガシエ

原曲通りのアレンジ..と思いきや、間奏でホーンセクションが目立っていて格好いい!

あとレーザービームが会場のあちこちを照らしていたのも印象的だった。

 

27.<MC>

「次は今一番皆に聴いてもらいたい曲をやりたいと思います。優しいんだけど激しくて、真っ直ぐなんだけど歪んでいるラブソングです、『himawari』」というMCだった気がする。

その時は「うぉ!新曲!?!?きたあああああ」と、とにかく興奮していた。

 

28. himawari

なんだろう、初めて聴くはずなのにイントロのメロディーがすんなり頭に入ってくる。

歌詞はかなり複雑だったのであまり覚えられなかったが。

蜘蛛の糸』をベースに『pieces』の希望と『少年』の情熱を上手く混ぜ合わせたような雰囲気だった。

個人的にはかなりお気に入り。

 

 未発表の新曲を生で聴くのは2度め。

一度目は『Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION』5.27横浜アリーナで聴いた『WALTZ』。当時はその激しいパフォーマンスにただただ圧倒されていた。

 Mr.Childrenの未発表の新曲を初めて聴いたのは2012年春のMUSIC STATIONで披露された『祈り 〜涙の軌道』。そのタイトルから『タガタメ』のような激しい曲をイメージしていたがいざ聴いてみれば丁寧なバラードで驚いた。

 

29. 足音 〜Be Strong

時には灯りのない 寂しい夜が来たって

この足音を聞いてる 誰かがきっといる

 

この歌い出しからもう大半が次の曲が何なのかを悟ったであろう。

 

自分はこの曲を聴くのは前述の『TOUR 2015 REFLECTION』『Stadium Tour 2015 未完』に続いて3回目だが、今回はストリングスが 参加しているので、より印象に残るテイクであった。

 

この曲はMr.Childrenで唯一Amazonで購入したシングルである(←めちゃくちゃどうでもいい)。

発売当時はAmazonすげええええええ便利!!と思っていたので...

 

30. Printing〜Dance Dance Dance

『Printing』が聴こえてきた時点でテンションが上がる!

これまた間奏のホーンセクションが格好いい!

やっぱり生演奏はいい。

『regress or progress』での『my life』もSaxが良い味出していたし。

『Hall Tour 2016 虹』のキービジュアルでもあった電球が映像に登場して激しく揺れていたのも印象に残った。

 

31. 跳べ

おお!

今回は盛り上がる曲ばかりでテンションが上がる!

やっぱりMr.Childrenはこのようにやれば絶対に盛り上がる曲をあまりやらない感じがする。

実にもったいない。

 

 

32. Marshmallow day

きた!

特に盛り上がる曲である。

20周年を迎え、しかも40を過ぎているのにこんな曲を書ける桜井氏の才能は本当に凄いと思う。

 

ふと思ったが2010年代の曲が極端に少ない気もする。

ヒカリノアトリエ』『himawari』『足音 〜Be Strong』とこの曲くらいか?

 

2012年夏に塾の合宿があって、そのときの自由時間にTVを見ていたらCMソングとして流れてきたのを覚えている。

 

 

33. エソラ

『TOUR 2015 REFLECTION』と同じく原曲に準じたアレンジ。センターステージをカラフルな紙吹雪が舞っている。まさに「感謝祭」のイメージである。

 

この曲がリード曲であるアルバム『SUPERMARKET FANTASY』を引っ提げたアリーナツアー『Tour 2009 終末のコンフィディンスソングス』以来、『TOUR 2015 REFLECTION』まで毎回演奏されてきた曲である。『Stadium Tour 2015 未完』でリストラされた時に驚いたファンも多かったのではないだろうか。

 

ここで終わり!

「え!?もう?」と思ったが、セットリストをメモした手帳を見れば「ああ、結構、ってこんなにやったのか今日!」と違う意味で驚いた。

そして意外にも終わりの曲が『STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-』と同じであった。

 

34.<ENCORE>

ここでスマホのライトを付ける輩が続出。

『Stadium Tour 2015 未完』に感動したのだろうが、今回もスマホの使用は原則控えるのがルールだ。

まぁライトだけなら百歩譲って良いけれど、その中に写真を取る輩もいた。

公演中は写真撮影、録画、録音は一切禁止である。

このままではスマホの持ち込みすら禁止になりかねないので本当にやめてほしい。

 

35. overtune〜蘇生

きた!

『POPSAURUS2012』以降アンコール要員になった感が否めないが、やっぱり名曲である。

これも前述の『君が好き』と同じくアルバム『IT 'S A WONDERFUL WORLD』を本当の意味で象徴する曲である。

間奏の裏声シャウトも良い。

 

36. fanfare

もう疲れて燃え尽きようって時にこれ来るか!(笑)

でも盛り上がるし何より好きな曲だからまぁ良いか。

半音下げての披露だったが、ライブ終盤だし自分もその方が歌いやすいし丁度いい。

サポメンもフルに使っているのでサウンドも濃厚である。

でも「まるで袋のネズミ 自分で自分を追い込んでた さぁ旅立ちのときは今 重たく沈んだ錨を上げ」の部分を意図的にカットしていた(桜井氏が2番サビ終わりにすぐ「さぁ、悔やんだって後の祭り〜!」と煽っていた)のが気になった。

時間の都合かな?

 

37. 終わりなき旅

限られた照明だけで演奏していたのが格好良かった。

状況でいえば『Stadium Tour 2015 未完』の『I wanna be there』が一番近いかな?

 

最後の「終〜りな〜き..」で少し溜めて「た〜〜〜び」と歌い、最後は4人向かい合っての演奏!

やっぱりMr.Childrenはこの4人でなくては!と改めて感じさせるパフォーマンスだった。

ステージを上から映すカメラがいい味を出していた。

 

でも今回はメンバーはスマホライトなんて求めていないのに付け出す馬鹿が何百人もいた。

もうライブには来ないでほしい。

 

38.<END ROLL>

そして、退場していたサポメンも全員登場して挨拶。

メンバーが退場していくと同時にDVD&blu-rayMr.Children Stadium Tour 2015 未完』に収録されていた『忙しい僕ら』が流れ、それをバックに規制退場のアナウンスが流れる。そしてスクリーンには今回のツアーロゴが!

 

 

いやいや、とても素晴らしいライブだった。

アリーナ席の最後方だったので表情はモニター越しでなくては見えなかったが、それでも十分興奮したし、本当に感動的で幸せな時間だったと思う。

ドームを出たときに吹き抜ける札幌の風も気持ちいい!

生きててよかった!

ありがとうございました!

 

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↑ 終演後はこのようにツアーロゴが3つ映る。だがスマホのカメラでは限界があったようだ。

https://www.instagram.com/p/BVdXAA9hnSW/

昨日は本当に楽しかった!ありがとう、「Mr.Childrenとヒカリノアトリエで虹の絵を描く」!ありがとう札幌ドーム!ありがとう北海道!#北海道 #北海道旅行 #mrchildren #dome #and #stadiumtour #2017 #thanksgiving25 #20170617 #sat #最高

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↑ 自分が泊まったカプセルホテルの隣にあったラーメン屋。

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↑ これが本当においしかったのを今でも覚えている。写真にはないけれど餃子も絶品であった。

ライブの余韻に浸りながら食べるラーメン&餃子は格別である。